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執筆者の写真職人タカシ

登別温泉:北海道の人気温泉。大湯沼・地獄谷・ホテル第一滝本館のレビューです。

更新日:2023年10月16日

誰しも名前は聞いたことがある有名な登別温泉郷。地獄谷というだけあって、あちこちに鬼が置いてあります。大湯沼・奥の湯・地獄谷などスケールの大きい温泉が点在しています。おすすめのホテルは第一滝本館です。


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登別温泉の大湯沼
 

〒059-0551 北海道登別市登別温泉町


道道350号線をドライブし、クッタラ湖を見学してから登別温泉郷に向かいます。この道順だと、登別温泉郷を上から順番に観光することになります。登ってから降りる手間が省けるため、個人的にはこの順序をおすすめします。


クッタラ湖
霧で何も見えない。北海道の湖あるあるですね。

日和山展望台から、大沼湯と奥の湯を上から見学することができます。緑の乳白色で幻想的。モクモクと蒸気が山肌からも噴き出しています。日和山展望台よりも見晴らしが良い場所が道路沿いにあります。道路が混んでいなければ、駐停車して見学しても大丈夫だと思います。多少、霧が出ていますが、北海道らしい絶景をみることができました!


登別の日和山展望台

早速、車で降りて行って間近で大沼湯の見学をします。でかいですねぇ。湖全部が温泉のよう。緑の乳白色で硫黄のにおいがかなりします。温度はかなり高く、水中に生き物は居ないようですね。Wikipediaによると"登別の地名の語源はアイヌ語の「ヌプル・ペツ」(水色の濃い川)に由来している"そうです。


登別の大沼湯

観光客のすぐ近くで鹿がモグモグ食事をしています。このフェンスの向こう側には人間は入ってこないって、わかっているのでしょうね。


登別の大湯沼に居た鹿

そのまま奥の湯に向かいます。大湯沼と比べるとかなり小さな沼です。深さがそれほどないのか、こちらの方が色が明るい気がしました。


登別温泉の奥の湯

次は地獄谷の展望台に向かいます。以前、長崎の雲仙岳の地獄谷に行った時に、「登別温泉の地獄谷の方がスケールが大きい」と小耳にはさみました。雲仙もかなりの大きさで、私は凄く感動したので、期待が高まります。


地獄谷への入り口は、宿泊先の第一滝本館から近いので、先にホテルの駐車場に車を停めてから徒歩で行くことにします。この界隈は駐車場が限られていて、ホテル宿泊者でさえ駐車するのに待ち時間が発生します。幸い、私は10分ほど待つだけで駐車することができました。


登別温泉の地獄谷展望台からの眺め

山に向かって歩けば、すぐに展望台(登別パークサービスセンター)に到着です。本当だ、でかい。確実に長崎雲仙より広いです。ここは温泉卵を売っていないんですね。新しい感じの木製散策路が設置されていて、地獄谷の奥の方へ続いています。


登別温泉地獄谷の遊歩道

あちらこちらから白い蒸気がモクモク立ち上がっているのを見学しながら、どんどん進んでいきます。ここから湧き出ている温泉に後で浸かれるなんて、幸せです。地表が湯の花で覆われています。遊歩道の最後には、鉄泉池(てっせんいけ)と呼ばれる間欠泉があります。説明によると、たまにお湯が噴き出すそうですが、私が居た間は何の変化もありませんでした。


鉄泉池

登別夜のライトアップと称し、夜間は遊歩道がライトアップされるというポスターを夕食中に発見しました。さっき行ったばかりですが、夕食を食べ終わったらもう一度行ってみることにします。ちなみにこの日の夕食は、温泉街にある極楽通りのNOBOJINというジンギスカンレストラン。お手頃価格で美味しかったです。ラム肉ってたまに食べると美味しいですよね。


極楽通りのジンギスカンレストランnobojin

暗くなり、ライトが灯された遊歩道を歩きます。とても幻想的な雰囲気で、カップルにおすすめです。念のため最後の鉄泉池まで行ったものの、相変わらず静かな感じでした。


地獄谷のライトアップ

滞在した第一滝本館の、大浴場の大きさはすごいです。温水プールのエリアもあります。地獄谷を眺めながら湯舟に浸かれ、贅沢な気分を味わえました。昭和レトロ時代のホテルと温泉の様子が渡り廊下に飾ってあり、興味深かったです。


ホテル第一滝本館の中

温泉街はほぼ一本道で、ちらほらレストランやお土産屋がある程度。泉源公園の間欠泉という場所が交差点にあり、こちらの間欠泉はかなり活発です。散歩するなら、立ち寄ってみて下さい。あと、閻魔堂という名のカラクリ人形が極楽通りにあり、ちょっとビックリします。


極楽通りにある閻魔堂

のぼりべつクマ牧場とアイヌ生活資料館にケーブルカーに乗って行きたかったけれど、今回は時間が足りないので諦めます。


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